みなさんこんにちは!ホスピタリティCC 広報の小田原です☆
梅雨空が続き、夏の訪れを感じる季節となりました☆
前回までは日本の美しい春夏秋冬についてお伝えしましたが、
今週からは雰囲気を変えて、
『時代は変わる。人の価値はどの様に変わっていくのか。』
を5章に分けてお伝えしていこうと思います。
今回は『狩猟社会』についてお伝えします☆
私たちが生きる現代社会では、ITスキルや語学力、コミュニケーション能力など、
さまざまな能力が求められています。
しかし、人類の歴史を振り返ると、その時代ごとに「価値がある」とされる能力は大きく変化してきました。
狩猟社会(しゅりょうしゃかい)にとっての時代にとっての
「求められる能力」と「どの時代でも変わらない人としての価値」とは一体何だったのでしょうか。

まず、狩猟社会とはいつの時代でしょうか。
農耕や牧畜が始まる前の時代、野生の動植物の捕獲や採集を生活基盤としていた
人類の社会形態、で人類の歴史の約99%以上を占めると言われていた時代です。
日本では稲作が本格的に伝わる前の縄文時代などが典型的な狩猟時代と言われています。
自然は恵みを与えてくれる一方で、とても厳しい環境でもありました。
狩猟社会では、食料を確保し、厳しい自然環境の中で生き抜くことが最優先でした。
・動物の足跡や天候の変化を見抜く鋭い観察力
・獲物を追いかける体力と持久力
・危険を瞬時に察知する判断力
・道具を工夫して作る知恵
・変化する環境に適応する柔軟性
このような能力が狩猟社会では特に求められました。
また、大型動物に立ち向かう勇気、
新しい狩場を探すために未知の土地へ足を踏み入れる決断力、
失敗しても次の方法を考えて再挑戦する粘り強さがなければ、
生き延びることは難しかったでしょう。
一方で、大型動物を一人で狩ることはほとんど不可能でした。
仲間と役割を分担し、声を掛け合い、タイミングを合わせて行動する必要がありました。
また、狩りが成功した後も、獲物を分け合い、
子どもや高齢者を支えながら集団全体で生き抜くことが重要でした。
つまり、狩猟社会では身体能力だけでなく、
仲間を信頼することや、協力して助け合いながら目標を達成すること
といった社会性も、人々が生き残るために欠かせない要素だったのです。

狩猟社会では、体力や狩りの技術や獲物に立ち向かう行動力、
生き抜くための知恵が高く評価されていました。
しかし、その土台には「仲間と協力し、支え合うこと」がありました。
挑戦する個人と支え合う集団、この両方があってこそ、
人類は厳しい自然を生き抜き、発展してきたのです。
時代が変われば、必要とされるスキルや職業は変化します。
しかし、人として大切な価値
信頼、協力、思いやり、そして知識を分かち合う姿勢は、
何千年もの時を超えて受け継がれてきたものです。
また、生き抜くために必要だった
「行動力」「挑戦する力」「適応力」は、
狩猟社会から現代まで形を変えながら受け継がれている、
人間にとって本質的な価値と言えるでしょう。
時代の変化が激しい現代、「行動」や「挑戦」したその先に予想外の
答えが見える景色があるのかもしれませんね。
次回は、農耕の発展によって社会が大きく変化した
「農業社会」についてお伝えしていきたいと思います☆