「ありがとう」は言うものではなく伝わるもの?

こんにちは!ホスピタリティCCの橋本です。

皆さんは今日は何回「ありがとう」と言いましたか☆

職場でも家庭でも、お店でも。「ありがとう」は、とても素敵な言葉です。

ただ、その「ありがとう」は相手にしっかり伝わっていたでしょうか?

私はこれまで外食産業やブライダル業界、観光業など様々な

現場で働く方々と関わらせていただきながら、業種柄、

本当にありがたいことに仕事を通じて「ありがとう」の

言葉と気持ちが飛び交う場面に携わらせていただくことが多くありました。

例えば、

飲食店で食事が終わり「ありがとう、ごちそうさま!」の瞬間。

ブライダル業界、結婚披露宴で新郎新婦より両親に向けた手紙での「ありがとう」

観光で普段見れない景色を見た瞬間の「ありがとう」

仕事の合間に飲み物をもらっての「ありがとう」

そして、さりげない場面での「ありがとう」

その場に一緒にいる自分も心が温まるのを覚えています。

しかし、その中も「ありがとう」という言葉は一緒ですが

「伝わる時」と「伝わらない時」がある。

そして、

人が感じる「ありがとう」の言葉の重みは、伝えている側と受け取った側、

必ずしも一緒ではない。ことに気づいた瞬間がありました。

それは、自分が外食産業に勤めていた時に、年上の部下から

「橋本さんはよく’ありがとうございます’って言いますけど、そんなに’ありがとう’を安売りして何になるんすか?」

「安売りしたらあかんでしょ。」

と問いかけられた時です。

‘安売り’している。と捉えられていたことに意外とショックを受けたのを今でも覚えています。

でも、今になって「そのような言い方になっていたのかな?」と振り返る瞬間が出てきました。

当時の事はあまり覚えていませんが・・・

相手の目も見ず言っていたのかな?

ただただ抽象的に言っていたのかな?

相手にはどのように届いていたのか気になった瞬間でした。

一方で、もっと具体的に伝えられていたらどうだったのだろうと疑問も出てきました。

例えば、状況にもよりますが、相手の目を見て

「昨日、忙しい中フォローしてくれて助かりました。本当にありがとう。」

と具体的に伝えられたらどうでしょう。

同じ「ありがとう」でも受け取る側の感じ方は大きく変わってくると思います。

つまり感謝は言葉そのものと共に、その背景や姿勢、表情など

と一緒に伝わっていることに気づいた一つのきっかけの出来事でした。

私は、ホスピタリティの一つのあり方は

「相手を大切に思う気持ちを行動で表現すること」だと考えています。

感謝も同じです。

どれだけ立派な言葉を並べても、そこに相手への関心がなければ伝わりません。

逆に言葉数が少なくても、相手のことを想いながら伝えた一言はとても心に残ります。

以前、僕が飲食店の店長を務めていた時にの出来事です。

僕の場合は、アルバイトから社員になり、そこから店長になったので、

店長になったタイミングでも年下で部下。でも先輩がいた状態です。

そして、店長になる前はお店が終わった後、アルバイトメンバーと一緒に

色々と遊びに行く機会も多かったのですが、店長になったら業務に追われ、立場もあり、

誘ってもらえるものの、ずっと断らざるを得ない時期に入ってきて

疲れてきていた時期がありました。

そんな際に、スタッフ達が

「いつも夜遅くまでお疲れ様です。お店のために頑張ってくれてありがとうございます。」

と一言の メッセージカード と 缶コーヒー を 机の上に置いててくれた

出来事があり、涙が出そうなぐらい嬉しかった記憶が

今でも色褪せずに記憶に残っております。

その記憶が、ありがとう。の言葉が色褪せずに残っているのは、なぜでしょうか。

それは単なる挨拶、作業で終わらせたものではなくて、相手に合わせた

温度感と姿勢の「ありがとう」だったからではないかと思っております。

人は自分の立場や背景、想いを理解してもらえた時の「ありがとう」は

とても心に残るものだと思います。

そして、それこそが感謝が伝わった状態なのだと思います。

私たちは忙しくなると、つい言葉だけで済ませてしまいます。

しかし、ほんの少し立ち止まってみてください。

「何に対して感謝しているのか」

「相手のどんな行動に助けられたのか」

そこまで考えて伝えるだけで、同じ「ありがとう」が全く違う意味を持ち始め、重みも増します。

ありがとうは言うものです。

でも、それだけでは足りません。

ありがとうは伝わって、さらに強く重く、変えがたい価値を持つものでもあるのではないでしょうか。

今日の帰り道、職場の仲間や家族、身近な人に対して、いつもより

少し具体的な「ありがとう」を伝えてみてはいかがでしょうか。

その一言が、相手の一日を少し豊かにし、数年経った時に色褪せずに

思い起こす大切な瞬間になるかもしれません。

ここまで長文を読んでくださり、ありがとうございます☆

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